衛星画像で見る奇景

カティ・サンダ=エア湖|白い塩原が巨大な湖へ変わるまで

オーストラリア内陸のカティ・サンダ=エア湖は、普段は白い塩原なのに遠方の洪水で巨大な湖へ変わる。衛星画像から、水の流れ、塩と色の変化、過去の高水位期まで読み解く。
立入困難・隔絶された場所

人がほとんど入れない島は、今も形を変えている――ハード島とマクドナルド諸島

南インド洋のハード島とマクドナルド諸島。上陸記録がわずか2回のマクドナルド島、現在も続く火山活動、後退する氷河、変化する生態系から、隔絶された島々の現在をたどります。
正体不明・未解明

ピルバラのフェアリーサークルとは?植物・水・シロアリをめぐる未解決の仕組み

西オーストラリア州ピルバラに規則正しく並ぶフェアリーサークル。植物と水の自己組織化説、地下で見つかったシロアリ構造、First Peoplesの知識、現在も続く原因論争を解説します。
奇妙な島・海・湖

ヒリアー湖はなぜピンクだった?色を失った理由と微生物の仕組み

オーストラリアのヒリアー湖はなぜピンクだったのか。複数の色素産生微生物、2022年の大雨で色を失った理由、現在の状況と回復可能性を解説します。
謎の人工物・巨大構造物

コーラル・キャッスルはどう造られた? 反重力伝説と巨石建築の実像

フロリダのコーラル・キャッスルは、数トン級の石を一人でどう動かしたのか。反重力・磁力の伝説、実際に使われた滑車やジャッキ、9トン回転門の仕組みを史料からたどります。
廃墟・放棄された場所

ボディはなぜ廃墟になったのか――金鉱都市がゴーストタウンになるまで

アメリカ・カリフォルニア州のゴーストタウン、ボディ。金鉱ブームで栄えた町がなぜ衰退したのか、二度の大火や1942年の採鉱停止、廃墟の姿を残す「arrested decay」の保存方法までたどります。
考古学・古代文明の異景

村を囲む巨大石環、エイヴベリー――5000年の景観はどう残ったのか

イングランドのエイヴベリーには、巨大な石環の内部に現在の村が広がっています。新石器時代の形成過程から、一軒の家をめぐる研究仮説、石の破壊と20世紀の再建立まで、5000年に及ぶ景観の歴史をたどります。
奇妙な地形・地質

カッパドキアの奇岩はなぜこんな形なのか――「妖精の煙突」を生んだ火山と侵食

トルコ・カッパドキアの「妖精の煙突」はなぜ奇妙な形になったのか。火山性地層と侵食、硬い帽子の働き、地下に隠れたカルデラ研究まで、奇岩形成の仕組みをたどります。
衛星画像で見る奇景

衛星画像で見るウユニ塩湖|白い大地が人工衛星の基準面になった理由

ボリビアのウユニ塩湖を衛星画像から読み解く。約1万平方kmの白い塩原、雨季の冠水、古湖と乾燥の反復、人工衛星の高度計校正、リチウム蒸発池まで解説します。
考古学・古代文明の異景

ストーンヘンジの石はどこから来たのか?750kmを越えて集められた巨石と人々の痕跡

ストーンヘンジの巨石はどこから来たのか。約25km先のサーセン石、ウェールズ西部のブルーストーン、少なくとも約750km離れたスコットランド北東部由来の祭壇石を手がかりに、先史時代の人と物の移動をたどります。
立入困難・隔絶された場所

北センチネル島はなぜ立入禁止なのか 接触の歴史が生んだ「隔絶」

インド・アンダマン諸島の北センチネル島はなぜ立入禁止なのか。1880年の侵入、1990年代の接触、現在の「eyes-on and hands-off」方針、2004年地震による海岸線変化まで、接触の歴史と保護の意味をたどる。
廃墟・放棄された場所

砂に飲まれた廃墟・コールマンスコップは、なぜ捨てられたのか

ナミビアの砂漠に残る廃墟コールマンスコップ。1908年のダイヤモンド発見から繁栄、1928年以降の産業移動、1956年の放棄、そして砂が建物を埋めた経緯までをたどります。
奇妙な島・海・湖

ナトロン湖はなぜ赤く、フラミンゴを育むのか――「動物を石にする湖」のイメージと実像

タンザニアのナトロン湖は、なぜ赤く高アルカリになるのか。「動物を石にする湖」という写真の実像から、コフラミンゴの重要な繁殖地になる理由、水位と保全の問題まで解説します。
奇妙な地形・地質

ジャイアンツ・コーズウェーはなぜ六角形?4万本の石柱の正体

北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェーはなぜ六角形なのか。約4万本の玄武岩柱が生まれた仕組み、近年更新された形成史、巨人伝説、現在の保全まで解説します。
正体不明・未解明

ナミブ砂漠のフェアリーサークルはなぜできる?二つの有力説と残る謎

ナミビアのナミブ砂漠に規則正しく並ぶフェアリーサークル。数十年に及ぶ寿命や降雨による変化、植生自己組織化説と砂シロアリ説、原因が今も決着しない理由を研究史とともに解説します。
謎の人工物・巨大構造物

龍游石窟|巨大地下空間の構造は分かっても、年代と用途が定まらない理由

中国・浙江省の龍游石窟は、1992年に池の排水から姿を現した巨大人工地下空間。傾斜天井や石柱など構造研究で分かってきたことと、建設年代・建設者・用途が今も確定しない理由を、考古資料と工学研究から整理します。
衛星画像で見る奇景

ナスカ・パルパ地上絵群|衛星画像とAI研究で見える砂漠の文化景観

ペルー南部のナスカ・パルパ地上絵群を、衛星画像とAI調査から読み解く。巨大な線の作り方、天文暦説、パルパの地上絵、303点の新発見、古道との関係、現在の保全まで紹介。
考古学・古代文明の異景

カラハン・テペ — 巨大石柱と暮らしが同居した1万年以上前の集落

トルコ南東部のカラハン・テペでは、T字形石柱、岩盤を削った特殊建築、住居や生活用具、人像が同じ集落から見つかっている。発掘によって変わりつつある1万年以上前の定住社会像を追う。
立入困難・隔絶された場所

トリスタン・ダ・クーニャ|飛行機で行けない有人島で続く暮らし

南大西洋に浮かぶトリスタン・ダ・クーニャ。飛行機では行けず、船と天候に左右される隔絶された有人島で、1961年の全島避難を経ても続く人々の暮らしと歴史を紹介します。
廃墟・放棄された場所

プリピャチ|約5万人が避難した計画都市はその後どう変わったのか

チョルノービリ原発事故で約5万人が避難したプリピャチ。1986年のまま止まった街ではなく、除染や事故後の利用、自然遷移を経て変化し続けてきた放棄都市の現在をたどります。